今日、観劇のために大劇場に行ったら、正面入り口にこんな看板が出ていました。

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防災避難訓練!?

てっきり劇団の中の人がやるものだと思っていたら、劇場に入場する際にこんな紙が配られました。

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なんと、観客も幕間に避難訓練に参加できるようです。長年大劇場に通っていますが、避難訓練に出くわしたのは初めてです。(あとで友人に聞いてみたところ、何年か前に参加したことがあるという人がいましたので、定期的にやってるんでしょうかね)

劇場ではいつもより5分早く「すみれ」が鳴り、開演5分前に舞台上で劇団関係者が訓練について説明、続いて消防署の所長さんも登場して説明がありました。この所長さん、「0(ゼロ)番(←トップさんの定位置、舞台のセンター)に立てるなんて!」「訓練では普段通れないところに入れます」みたいな感じで、うまいことお客さんを煽る煽る(笑)。というわけで、雨宮さんも避難訓練に参加してきました。

お芝居が終わると、「訓練地震が発生、地震はおさまりましたが余震の心配があるので座席に座ったままお待ちください」のアナウンス。続いて「転倒物や落下物の恐れがあるので確認中」みたいな放送があり、その後火災警報も鳴り響き、「地下一階の事務所で火災」とのこと。劇団の地下一階には事務所があるんですね(笑)。消火活動にあたった(という想定の)のち、観客の避難誘導となりました。

客席からロビーに出ると、普段は閉まっている非常口が開いていました。

▼この写真は観劇後に撮ったものなので扉は閉まっています。




そして、係の方の案内でこの非常口の奥へ。扉のすぐ先に広めの階段があり、この階段をひたすら降りると、なんとファン広場の楽屋口の隣に出ました。

▼この写真の右側、ミントグリーンの扉が非常口。普段は閉じられています。ちなみに正面が楽屋口です。


今回は、舞台上手(右側)で火災が発生した想定なので、下手側の非常階段のみ使用して訓練が行われたようですが、非常階段は上手側にもあるそうです。

客席から外に出るまで、1分もかからなかったように思います。本当に非常の際は、外に出てから駐車場まで避難するそうです。

実際はこんなに冷静に動けないでしょうが、スムーズに劇場外に出られるということがわかってよかったです。

普段よく行く劇場ですが、こんな構造になっているとは知りませんでした。非常時にどうやって避難するか知っているだけで、随分と安心できると感じました。

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