宝塚歌劇団が好きで好きで仕方ない雨宮（あまみや）が、 趣味でお送りしているブログです。 チケットの取り方から、楽しみ方、観劇マナー、 マニアックな楽しみ方まで、ご紹介します。
新生・月組のスタート。珠城は「主演男役としてあいさつするのは今日が初めてです。まだ実感がなく、期待と不安が半々ですが、組のみんなと力強く歩んでいけたら」とほほ笑む。
「男役１０年（男役は１０年で一人前）」といわれる宝塚において、平成５年に入団７年目で月組トップとなった天海祐希（あまみ・ゆうき）以降、最速となる入団９年目での“スピード出世”。今月４日に退団した前トップ、龍真咲（りゅう・まさき）の跡を継ぎ、娘役トップの愛希（まなき）れいかとコンビを組む。
４日に退団した龍真咲からバトンを継いだ珠城のお披露目公演となり、「いまの私たちにしかできない２作品（ミュージカルとレビュー）に仕上げていきたい」と抱負。
「まだ実感がないところもあるんですけど、トップとして『こうあらねばならない』というのではなく、まだまだ自分も成長段階だと思っているので、みなさんと一緒に一歩一歩進んでいければいいなと思います」と抱負を語った。またこの日の会見には娘役トップの愛希れいか、男役の美弥るりからが登壇した。
珠城は、「『グランドホテル』の資料を読んだり譜面をいただいてお稽古を進めるうちに、この作品ができることが、どれだけ役者として幸せなんだろうという思いがあふれてきました」と熱く語り、「いまの自分にできる精いっぱいの努力をして、いまの私たちにしかできない２作品（芝居とショー）に仕上げていきたい」と意気込んだ。
どんなトップになりたいか聞かれると、「月組はひとりひとり舞台にかける思いがとても熱い。その先頭を走っていくうえで、自分が一番、舞台に向かってひたむきに、明るく務めていけたらな」と明かした。 新娘役トップの愛希も「すごくワクワクしています。新しい月組のスタートにとてもふさわしい作品」と思いを伝えた。
４日に退団した龍真咲の後を受け、新トップとなった珠城りょうのお披露目公演となる。緊張気味にあいさつした珠城は、初のトップとして演じる「グランドホテル」について、「まだまだ未熟ですが、今の自分にできる精一杯でやっていきたい」と演目にかける意気込みを語った。
2017年1月から3月まで上演される、宝塚歌劇月組公演「ザ・ミュージカル『グランドホテル』」「モン・パリ誕生90周年 レヴューロマン『カルーセル輪舞曲』」の制作発表会が、本日9月8日に都内で行われた。
制作発表会は、月組の新トップスターに就任する珠城りょう、トップ娘役の愛希れいかによって披露された「カルーセル輪舞曲」のパフォーマンスでスタート。白を基調としたまばゆい衣装に身を包んだ2人は華やかなパフォーマンスを終えると、すぐさま衣装を替えて再度ステージへ。そこに美弥るりかも加わり「グランドホテル」の一部が演じられた。
