初心者のための宝塚観劇講座

宝塚歌劇団が好きで好きで仕方ない雨宮(あまみや)が、 趣味でお送りしているブログです。 チケットの取り方から、楽しみ方、観劇マナー、 マニアックな楽しみ方まで、ご紹介します。

タグ:神奈川県


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激しい『銀ちゃんの恋』ロスに陥った雨宮です。楽しかったんだよね…。切ないんだよね…。

しかし花組は全国ツアーチームもいるので、『銀ちゃんの恋』が終わってから、神奈川県民ホールで行われていた『哀しみのコルドバ』『Cool Beast!!』を観に行ってきました。



ところで私、2015年の雪組全国ツアーで『哀しみのコルドバ』が再演された時もめちゃくちゃ観に行ったのだけど、(ついでにいうならその前の2009年の花組全国ツアーもめちゃ行ったはず)ブログを遡ってみたら全然感想書いてなかったよ……。





 
『哀しみのコルドバ』はネタバレしちゃうと見方が全く変わってしまう作品なので、詳しく書かないっていうのもあると思うのだけど。

前回の雪組バージョンにはなかった場面があった(よね??)。ロメロがプロポーズするとこ、望海さんの時にはなかったよね?? 全体的にロメロがいい男になっておった。

柴田先生の作品は、言葉が美しい。私はフェリーぺが失意のアンフェリータに寄り添うように思いを告げるところが大好きです。

そして歌詞が美しい。



柚香さんのエリオは、これまでのエリオとは全く違う静かな男だった。静かだけれど、青い炎をうちに秘めているような。めちゃくちゃ神秘的なマタドールだった。そりゃあ人気でるよ(エリオがね)。

勇ましいマタドールなのに、終始ささやくように話す。

エバとの恋をそっと大事に大切に抱えて生きてきて、エバに再会してその大切な恋がまた体全体にふわっと広がったような。

静かな中に、そんな恋心が見える気がしました。


一方、星風まどかちゃんのエバは。すさまじいほどに「女」でした。きっと最初にエリオに出会った頃は純粋な少女だったのかもしれない。けれども、今では酸いも甘いも乗り越えてきた「女」。リアルだった。

星風まどかちゃんのことは、宙組時代はどうやってもかわいいが先に前に出てくる娘役さんだと思っていたのだけど、いやいや今回は全然印象が違う。

色気のある大人の女だった!


ショーもしかり。


大人の色気の柚香さんにあわせているのか、まどかちゃんもガッツリ大人の色気。

華優希ちゃんとは全く違う魅せ方で攻めていて、おもしろかったです。

どちらが正解とかいうことではなくて、全然違う魅力があったし、改めて華ちゃんの魅力もわかった。


全国ツアー組と『銀ちゃん』組の濃ゆいメンバーが勢揃いする今度の花組は、いったいどんなにすごいことになっちゃうのだろうかと楽しみです。

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あんなにコルドバコルドバって言ってたのに、場所知らないままでした。すいません。このへんね。



マドリードからコルドバってけっこう距離ある。

さて、千秋楽のアドリブ報告など。
『La Esmeralda』 

*きんぐ「千秋楽! 相模原! グラシアス!」 

*カルメンの最初のみとさん(梨花ますみ)さんの登場でも拍手が入った。わーい!

*ホープさん、客席登場の際にジャケットをバサッと開いて裏地を見せてくれるんですが、なんとグリーンの裏地に、赤いリップマーク(しかもキラキラしてる)が大小たくさんついてました! 普段は普通に通っていた通路でも、お客さんに向かって「ちらっ!」と言いながら裏地を見せる(笑)。めちゃかわいい。もちろん、ステージ上でもいつもの3倍くらい裏地見せてました。

*「あれ、ここどこ?」、ジョセフィン・ベーカーには「これバナナじゃん!」、「へい! カモン!」最後は「メルシーボクー!」。幕が下がるまで大ちゃんに投げキッスされたりしつつ、大ちゃん、望海さん、きんぐの3人で客席にひたすら投げキッス。きんぐは幕とともにちょっとしゃがんでまでやってました。

*トリデンテ   
ちぎ「やってきました、相模原へ! だいもん、とうとう千秋楽ですね! あんなところもこんなところも行ったね!」   
だい「そうですね、おいしいものもいっぱい食べましたよね!」 
みゆ「思い出話はそのくらいにして! みなさんと…はいっ(ほれほれと望海さんを促すような感じがかわいかった)」
だい「さらに盛り上がっていきたいじゃん!」 
みゆ「私たちと盛り上がりましょう!」
ダンスを煽るちぎさんが、だんだんルパンみたいな口調になってくるのがおもしろかったです。
トリデンテ「千秋楽!」
と言いながら、ちぎさんが「祝(ラ)千秋楽」と書かれた垂れ幕をビシッと出しました。どこに隠し持ってたんだろう! 

*アーティストの咲ちゃん、いつも絡む最前列の客席に、今日はまさかの男性のお客さん。どうするのかなーと思ったら、ちょっと距離をとってその男性と隣の女性に熱視線でした。

*「エスメラルダの太陽」で「この街とさよならね」って歌ってるところが、今日はよりいっそう心に響くのでした。
 
*ご挨拶 
ご当地ジェンヌは、昨日と同じ(そりゃそうだ)相模原市出身のあゆみちゃん(沙月愛奈さん)と、横浜市出身の望海風斗さん。 あゆみちゃんは「今この時に雪組生として相模原で公演できたこと、幸せです」、望海さんは「神奈川は俺のものだ!」と言ってました。

ちょっ、待って!
望海さんて「俺キャラ」だったっけ。だった? そうなの?(動揺)


のぞ様でも望海さんでも、ましてだいもんでもなく、風斗だよ! 
「俺」なんて一人称使うのは「風斗」です。呼び捨て希望。


あーやだー、かっこいい。やめてー(思い出し動揺)。

ちぎさんのご挨拶「お客様との間にまたひとつ絆が生まれました」って言ってましたが、カーテンコールの間には絆ポーズなし。たぶん、客席みんながやると思ってたんでしょうね、「さよならみなさま」が流れても手拍子鳴り止まず(笑)。最後にちぎさんが緞帳前に出てきて「全国ツアーですがやっちゃいますか」と、みんなで「絆絆」やりました。

本当に楽しい全国ツアーでした。ありがとう。お疲れ様でした。


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