8月11日、宝塚の武庫川の河川敷で、“手持ち花火に同時に点火した最多人数”のギネス世界記録にチャレンジするイベントが行われました。
「宝塚23万人の花火大会実行委員会」が行ったイベントで、委員長はOGの榛名由梨さんだそうです。
手持ち花火1713人 ギネス新記録を達成(読売テレビ) - Yahoo!ニュース
11日、兵庫県宝塚市で、夏の風物詩・花火を使い、ギネス世界記録に挑戦するイベントが開かれた。
宝塚市の武庫川河川敷で、“手持ち花火に同時に点火した最多人数”のギネス世界記録を更新しようというイベントが開かれた。使うのは、2分半燃え続ける全長55センチの線香花火。
これまでの世界記録は、昨年10月、韓国・天安市で達成された1700人。今回のイベントでは、2300人を募集し、市民ら1869人が参加した。
(中略)
宝塚23万人の花火大会実行委員会の榛名由梨委員長は「これだけの大勢の皆さんが力を合わせて、みんなで頑張ったんですから、これの努力は達成感があっただろうし(花火大会の復活に)つなげていきたいと思う」と話した。
宝塚観光花火大会の復活はあるのか
宝塚の花火大会、そういえばここ数年中止になっていたので、もはややらなくなったのかと思ってました。▼こんな花火大会が行われていたのです。
そもそも花火大会が中止になったのは、これまで行われていた宝塚大劇場周辺にマンションが建ち、開催が困難になったためと記事には書かれています。
手持ち花火1713人 ギネス新記録を達成(読売テレビ) - Yahoo!ニュース
このイベントが開催された背景には、宝塚市で1世紀にわたって続けられてきた「宝塚観光花火大会」が、3年連続で中止になったことがある。
河川敷の周辺にマンションが建ち、花火と安全な距離が保てなくなったというのがその理由だ。
どうやら、開催場所を変えての復活を目指しているようですが、なかなかうまくいかない様子。
平成30年度 宝塚観光花火大会の休止について|宝塚市公式ホームページ
平成30年度宝塚観光花火大会の休止について
宝塚観光花火大会は、これまでの会場では周辺環境の変化などにより開催が困難となり、また、新会場(市役所横周辺の武庫川河川敷)では安全面・費用面の問題から実施が難しく、引き続き休止せざるを得ないこととなりました。
開催を心待ちにしていただいた皆様には申し訳ありませんが、今後も花火大会実施や新たな催しなどの検討を続けてまいりますので、ご理解いただきますようお願いします。
大劇場から宝塚市役所はこのくらいの距離。
これなら大劇場周辺からも十分花火が見える…と思う!
そんな花火大会の復活を支援している方々がいます。
宝塚23万人の花火大会(宝塚市) | ギネス世界記録TMに挑戦して宝塚花火大会を復活させよう!
「宝塚23万人ってなんだ」と思ったら、宝塚市の人口のようですな。
この「宝塚23万人の花火大会」実行委員会によると、花火大会中止の理由は「安全対策費の高騰など」だそうです。
「ギネス世界記録TM」に挑戦して、100年の歴史ある宝塚花火大会を復活させたい! | クラウドファンディング - Makuake(マクアケ)
宝塚の観光花火大会は大正2年に始まり、100年の歴史を誇る阪神間の夏の風物詩でした。
しかし、平成28年から花火大会における安全対策費の高騰などが理由となり、現在休止になっている状態で、市民から多数の復活の声が寄せられるものの、現在もなお、再開のメドはたっていません。
安全面と資金面…どんなご苦労があるのかわかりませんが、きっと大変なのでしょう。
またいつか、宝塚で花火が見られる日を願って。
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