初心者のための宝塚観劇講座

宝塚歌劇団が好きで好きで仕方ない雨宮(あまみや)が、 趣味でお送りしているブログです。 チケットの取り方から、楽しみ方、観劇マナー、 マニアックな楽しみ方まで、ご紹介します。

タグ:『MEANDMYGIRL』


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本日、東京公演『ME AND MY GIRL』を観劇してきました。マイ楽。一週間ぶりに花組を観劇したら、アドリブが尋常じゃない量に増えていて、めちゃ笑いました\(^o^)/ 覚えきれないほどのアドリブ…脳内レコーダーがあったら全部録画しておきたかったです。もう、花組さん最高。

「抜け穴」のくだりで、ジャスパー・トリング卿(夕霧らいさん)が

「この屋敷に抜け穴なんてありましたかな〜だいもんだいだなぁ」

と言ったので、この流れはまさか…と思ったら、どうやら望海風斗さんご観劇だった模様。 

さらに二幕の図書館でまたしてもジャスパー・トリング卿が

ふーとばされる!」

とマントにくるまれて退場されとりました(笑)。

これは大劇場で望海さんがご観劇された時と同じですな。
望海さんが『ミーマイ』観劇で、アドリブがだいもんまつり。 : 初心者のための宝塚観劇講座

ほかにこんなアドリブも仕込まれていたようです! 雨宮さんはあさっての方向を見ていたらしく、全く気付かず…。



で、雨宮さんのどうしようもない記憶力でかろうじて覚えているその他の場面。

*サリーが「ビル、なにするなにするなにする? ねえなにするなにする?」ていうと、ビルは「19回も聞くなよぉ」。

*「お嬢様にシェリーを」と言われたサリーが「サリー?」。ビルが「シェリーだよ。サリーは飲まないだろ?」って(笑)。

*光ちゃん(柚香光さん)ジャッキーが、前に見た時より数倍ぷんすかしてて可愛かった。

*「PTO」はビルいわく、「パーチェスター ときどき おもしろい」。でもパーちゃんの帰り際に「ときどきじゃなくて、いつもおもしろいよ」とフォローしてました。優しい。

*「太陽が帽子をかぶってる」のとこ、上手の前のほうに帆純まひろくんと華優希ちゃんという、俺得カップルが踊っているせいで、ほかの人を見られなかった………。

*ここでいつも、こりのちゃん(美花 梨乃さん)がまひろくんに絡みにくるんだけど、こりのちゃんは一幕冒頭のビルがお屋敷に来る前もメイドでまひろくんに絡んでるの。なので、個人的には「こりのちゃんはまひろくんのこと好きなんだぁ」と生ぬるく見守ってます(笑)。

*二幕のジェラルドの「僕は君が好きだ」からのジャッキーとのくだりが、めちゃくちゃ自然なカップルの会話で、すんごいよかった。今まで一番好き。そのあとジャッキーがボールを叩いて「くそっ」っていうのがガチ男子でおもしろかったです(笑)。

*そういや幻想の場面でまひろくんとみれいちゃん(城妃 美伶さん)のカップル、公演初期はみれいちゃんが街灯の影に隠れてまひろくんが「あれぇ?」って探してたのに、いつからか、みれいちゃんが隠れたのを知ってるまひろくんが「隠れたの知ってるけど、見失って探すふり」をするようになったのよね。

そんなこんなで、まひろ充した花組マイ楽でした。

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花組東京新人公演『ME AND MY GIRL』を7月7日、見てきました。今さらですが感想を。

大劇場新人公演とはメインキャストの2人が演じる場面が違ったり、役替わりがあったりで、脳内で1本にくっつけたり別の組み合わせ考えたりしながら見てきました(ややこしい)。

いい新人公演でした。

ひとことでいいますと、「とてもいい新人公演でした」。

新人公演の感想って、いろいろあると思うのです。成長してた、あの子の声を初めてきいた、こんな子がいたなんてびっくり、などなど。で、そういうのをひっくるめてみんな言うのは「いい新人公演でした」。今回、本当にいい新人公演でした。

綺城ひか理さんのビルが本当に素敵だったのです

今回は、大劇場とは反対であかちゃん(綺城 ひか理さん)と音くり寿ちゃんが一幕のビル&サリーを演じました。

一幕のほうが二人の絡みが多いので、どういうカップルを演じたかったのかがよくわかるのですが、まあこの二人、本当に素敵でした。

今回の新人公演まで、あかちゃんがこんなにセリフをしゃべり、歌い、踊るところを見たことがなかった。本公演でも「どこに出てたっけ?」って積極的に探さないと見つけられないくらい(街頭の灯りつけてます)。なので正直なところ、期待のしようもないし、むしろ「なんであかちゃんなんだろう?」くらいに思う部分もありました(失礼)。

それがね。ものすごく愛のあるビルだったの!

本当にサリーのことが大好きで大事で離れたくなくて、サリーと一緒にいるためにはどうしたらいいか、何をおいても一番に考えてるビルだった。

本当に素敵でした。ハットトリックだったりいろんな段取りもほぼ問題なくクリア。ソファででんぐり返ししてハットかぶるのもうまくいきました(お稽古では1/2の確率でしかできなかったんだそう)。しかもソファから降りてそのまま下手のフラワースタンドごと袖ギリギリまで突進して、マリアに「戻して、そこにシルシしてあるでしょ」って言われるアドリブつき。おもしろかったです。

音くり寿ちゃんは、大劇場と変わらずうまい。女に嫌われない女を演じるのが本当にうまい。一幕のサリーって、一歩間違えばちょっとイヤな子になっちゃうんだけど、音くり寿ちゃんはギリギリのところでフッと素直な女の子の顔を見せてくるんです。それまで「この子なに!?」と思っていても、ここで急に見ている自分の懐にすっと入ってくる。感情移入しやすい女の子を演じてくれるなぁと思って見てました。あとは、お化粧でもっと可愛くなれるはず!

二幕は優波くん(優波 慧さん)とみれいちゃん(城妃 美伶さん)のカップルがビル&サリーを演じました。

優波くんのビルは、リアル男子系。あかちゃんのビルが少女漫画の男の子なら、優波くんはEXILEっていうか(笑)。この感じわかってもらえるかなぁ。 男子が女子にウケようとカッコつけてる感じというか。そういう男子が好きな人は、優波くんのビルはタイプなんじゃないかと思います\(^o^)/

みれいちゃんは、地毛で勝負してきた! 大劇場はカツラだったよね? どうして地毛にしたんだろう。でも似合ってました。 

まひろジェラルドが可愛すぎる件

個人的に楽しみにしていたのは、聖乃くん(聖乃あすかさん)のジャッキーと、まひろくん(帆純まひろさん)のジェラルド。

聖乃くんは素顔も可愛いし、男役の時も可愛いし(いい意味で)、とにかく可愛いのに、女役をやるとどうしたあんなに大女感が出るんだろう(°_°) 髪の毛のラインと、ジャッキーのドレス首まわりのラインがつながって見えて、ちょっとすっきり感がなかったかも。どうにもそこが残念でした。首もとがすっきりしてたら、もうちょっと華奢なジャッキーになれた気がする。動きは固かったのですが、育ちのいい感じのジャッキーでした。お化粧はね、目をつむった時の顔がもうちょっと綺麗になるといいなと思ったのでした。

で、まひろジェラルドですよ、問題は。ほんっと可愛かった(笑)。ジャッキーから指輪を投げ返されてキャッチした後、ずっと「なんで返してくるんだよう」って顔で指輪を見てるんですよ。で、ポッケにしまってしばらくしたらまた取り出して「なんでかなぁ」て見てるの(笑)。なにこのかわいい生物。他の人が歌ってる時についついリズム刻んじゃったり、とにかく自由。自由なおぼっちゃん。ジャッキーが好きで、邪念がない感じ(笑)。いい具合に子供っぽくて、ジャッキーに振り回されてて、相手にされないと拗ねて。このままジャッキーと結婚して、すごくいいおじいちゃんになりそうな気がする(なにその妄想)。

二人の貫禄あるマリア

マリアは、一幕が乙羽映見ちゃんで、二幕が春妃うららちゃん。映見ちゃんはお歌もばっちりだし、見た感じも貫禄があるマリアでした。喋り方も落ち着いていていいトーンだったのだけど、逆にそれが少しも乱れないのが気になったかな…。

うららちゃんのマリアは、ちゃんと歌えてました! 図書室でビルがご先祖の本を床に投げ捨てる場面、私、あれを見るとビルのことが嫌いになりそうになるんだけど(どのビルがやっても嫌なの)、うららちゃんのマリアは、このビルの態度にちゃんとキレてくれて、なんかすっきりしました。

今回の新人公演はメインキャラが東西で違う場面を演じていたので、成長の過程なんかはわかりづらかったのですが、あちこちのお茶会なんかで話をきくと中の人たちは得るものも多かったようで。今後の下級生がまた楽しみになりました。本当にお疲れさまでした。 

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