(2018年の書きかけの記事を、年末に一斉にアップしています)(というわけでいろいろ時差があります)
タイトルには「感想」と書きましたが、厳密には感想ではありません。
妄想です。
職人級の存在感で魅せる宝塚雪組公演「凱旋門」 芸能ショナイ業務話:イザ!
男役10年といわれる世界で、轟は初舞台から33年。年輪のように渋さが増し、ダンディーな男役芸はもはや異次元だ。いるだけで舞台が華やぎ、引き締まり、宝塚の舞台に生き続ける伝説。サッカー選手ならキングカズのような存在だろうか。
『凱旋門』、見るたびに感想が変わります。
東京に来て轟さんのお芝居も随分変わり、 ラヴィックも大劇の最初の頃とは全然違う印象で、毎度発見があっておもしろかったりします。
轟さんのお芝居には轟さんにしか通じない芸の型みたいなものがあって。それがおもしろくもあり、何もかも「轟色」にしてしまうきらいもある。
久々に見ると、お芝居の雰囲気になれるまでに時間かかるけど(笑)。
で、「望海さんがラヴィックやったらどんな感じかなー」なんて思ってみたりもして。
望海さんがラヴィックで轟さんがボリスだったらって妄想をしていたら、「めちゃおもしろそうじゃん! (腐女子的に)」ってなりましたのでご報告します。
※BL、腐女子的思考回路苦手だわって方はお気をつけください。別にそんな変なことは書かないけど(笑)。
ラヴィックが望海さんで、ボリスが轟さんだったら
回数を重ねるごとに、轟ラヴィックのジョアンへの執着が増して、その感情はどんどん奇妙な方向に歪んで、どちらかと言えば憐れにも思えてきました。個人的に。ボリスはそれを諦めずに見守る。私の中では、そこには愛情の変形とも思える友情が潜んでいて。
ジョアン←ラヴィック←ボリス みたいな構図。
しかし残念ながら、望海ボリス×轟ラヴィックの表面にはそれはあまり現れてこない。
で、ふと、これが逆だったらどうだろうと思ったのです。
言っておきますが、立場とか役の大きさがどうこうあって物申すとかじゃないです(笑)。
ただ単純に、妄想したいだけなのです。
もともと私は、望海さんの恋愛芝居に何か極端なものを感じていて(笑)。
相手がどう思っていようがかまわない、自分の感じる愛情をただぶつけるような激しさというか。こじらせ系の恋愛上手というか。
それが望海さんの芝居の好きなところでもあり、毎度おなじみ「姫系男役」と思ってしまう所以でもあるのです。
で、逆に轟さんは、相手にあわせた愛情表現ができる方。
だったら!
ボリスとラヴィックが逆のほうがおもしろいじゃん!
異様なほど真彩ちゃんにハマって振り回される望海さんと、実はそんな望海さんのことが好きな轟さん。
轟さんだったら絶対に、望海さんへの報われない愛情を切なく苦しく演じてくれるはず……。
「女は行きずりに限る」というセリフも、望海さんへのポーズ(自分の感情に気づかれないようするための嘘)だと思わせてくれるに違いない。
最後の場面も、恋人との辛い別れのように描いてくれるに違いない…。
ラヴィックが主役なのでどうしようもないのですが、内容的には逆の配役で見てみたかった…。
です。
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