帆純まひろさんのバウ初主演公演『殉情』、無事に始まり無事に千穐楽を迎えました。おめでとうございます😭
何度か観劇することができたのですが、見るごとに進化していくお芝居に引き込まれました。
感想書かなくちゃ…と思いつつ、お芝居のことをじんわり思い出すにつけ、完全なる佐助ロスに陥っておりますです。
というわけで、今さらながらニュースを先にまとめておく。
宝塚花組・帆純まひろ 組を支える中堅期待の星が、再演重ねた名作「殉情」でさすがの熱演― スポニチ Sponichi Annex 芸能
花組ホープ・帆純(ほずみ)まひろの初主演作「殉情」が兵庫・宝塚バウホールで開幕した。21日まで。美しく残酷な愛の世界 谷崎潤一郎の名作、花組「殉情」開幕 | 毎日新聞
谷崎潤一郎原作の「春琴抄」をミュージカル化したもので、宝塚ではこれまでにも絵麻緒ゆう(現・えまおゆう)、早霧せいならで再演を重ねた名作。明治時代の大阪・道修町の薬問屋を舞台に盲目の娘・春琴(朝葉ことの)に仕える佐助の献身的で、残酷ながらも究極の愛の形を細やかな演技で見せた。
入団7年目だった19年に新人公演で初主演してから3年。「男役10年」と言われる世界でその10年目を迎え、難しい日本物で柔らかな物腰、上品な身のこなし、上方言葉といわれる独特の言葉遣いも自然で“さすが”の熱演を見せた。花組はトップスター柚香光を頂点に華やかな面々がそろい、帆純は中堅どころとして組を支える期待の星。
入団10年目の帆純は、初主演の硬さもなく、落ち着いたたたずまい。短髪に着物姿が似合い、大阪商人のやわらかな言葉遣いも自然だ。抑えた中にも愛の深さを感じさせる演技で、愚かな生き方でも本人にとっては幸せなのだ、と納得させられた。宝塚花組・帆純まひろ、14年ぶり上演「殉情」でバウホール初主演“男役十年”アピール : スポーツ報知
朝葉は入団6年目で、バウホール初ヒロイン。甘やかされて育った「こいさん」(お嬢さん)らしさと、佐助に素直になれない女心もこまやかに表現した。春琴に好意を抱いた雑穀商の道楽息子役の峰果(みねか)とわ、案内役を担う現代の若者を演じた希波(きなみ)らいとも、目を引いた。
14年ぶりの上演となる今回は第99期の10年目・帆純(ほずみ)まひろが、スターの証しとなるバウホール初主演を果たした。明治時代の大阪・道修町(どしょうまち)を舞台に、薬問屋の盲目の娘・春琴を献身的に支える奉公人・佐助を丁寧に美しく、静かなる熱を込めて好演。兵庫出身とあってナチュラルな船場言葉で物語に引き込み、“男役十年”の力量をアピールした。
春琴役は6年目の朝葉ことの。7年目以下の生徒が取り組む新人公演でのヒロイン役は未経験だが、ごう慢で圧の強い難役を確かな芝居心で演じきった。
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— スポーツ報知 (@SportsHochi) October 13, 2022
花組スター帆純まひろがバウ初主演作初日 谷崎潤一郎の名作「春琴抄」のミュージカル化 - 宝塚 : 日刊スポーツ
ひたすらに一途、愛に忠実な佐吉を帆純が熱演。問屋の娘、相手役ヒロインは6年目の朝葉ことのが地に足のついた演技を見せた。
帆純は、13年入団の99期生。08年の前回再演時、主演した元雪組トップ早霧せいな似として注目され、19年「CASANOVA」で新人公演初主演。今作、バウ初センターを務めた。 開幕前日12日夕には、通し稽古を終え「通し稽古、ありがとうございました。明日からの本番もよろしくお願いします」と言い、開幕に備えていた。
帆純まひろが熱演 宝塚歌劇花組バウホール公演「殉情」が開幕 - サンスポ
主演の帆純は13年に入団の10年目。19年に「CASANOVA」で99期生初の新人公演主演に抜てき。今作では、春琴へ寄せる思いを表情豊かな演技や切ない歌で表現し、観客の涙を誘った。
宝塚花組バウ・ワークショップ「殉情」が開幕 盲目の娘にかける究極の愛 若手が文豪の名作熱演 | 文化 | 神戸新聞NEXT
お琴の横暴にひたすら堪え忍ぶ佐助。帆純は大げさな感情表現や身ぶりを抑え、お琴に差し出す手の動き、その足元を確かめる目線のわずかな動きで深い思いを表す。一方、朝葉は気丈すぎて、どこかもろさも感じさせるお琴を、嫌みな印象を与えることなく演じた。
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