華優希ちゃんのミュージックサロン(お食事がなくなったので、スペシャルライブ仕様に)を観ました。

構成・演出は小柳奈穂子先生、出演は華優希ちゃんのほか、峰果とわさん、帆純まひろくん、一之瀬航季くん。

99期のまひろくんは新人公演『CASANOVA』の相手役、はなこちゃん(一之瀬航季)は100期で同期生、峰果さんは98期さんなのだけど…何つながりだろう(笑)?

とにかく、はなちゃんと近い期のメンバーだけの公演でした。


会場のセットは、真ん中にリボン、左右にお花が配されたとってもかわいいデザイン。この装置をデザインされた方は、この装置がデビューなんだそう。おめでとうございます🎀

客席にはポスターと同じ写真のお水のペットボトルがお土産に。

で! プログラムが置かれていたのですが、この華ちゃんの写真が、んもうかわいい! かわいいがすぎる(笑)!

初日の幕開きのMCで、まひろくんも「かわいすぎて、ミューサロメンバーのグループLINEにかわいいって送った」みたいなこと話してましたが(笑)。

ほんっとにかわいい。

白いドレスなので、まるで結婚式かってくらいにかわいい(かわいすぎて私も謎テンション)。

かわいいは正義ですな。

今回のミューサロでは、華ちゃんの見た目の可愛さだけでなく、芯の強いキリッとした美しさが存分に発揮されていて。出演している4人の中で一番大人だった(*_*)

華ちゃんのかわいいとこだけしか見えてない方にも、ぜひ知ってもらいたい一面でした。

さて、ざざっと感想を。
  • 華ちゃんの最初のお衣装が、横アリで着ていたパステルカラー(パープル、ピンク、ブルー、グリーン)のドレス。大好きなドレスだったので、もう一度観られて嬉しい。かわいい。手袋がイエローで、これで5組カラーそろってる。
  • 華ちゃんの選曲が渋い。宝塚の伝統をつなごうって心意気がめっちゃ見える。初舞台公演の「花詩集」はもちろん、「白い花がほほえむから」、1993年の公演『ベイ・シティ・ブルース』から「オリヴィアの幻覚」、『仮面の男』から「君がそばにいる」など。
  • 『ロミオとジュリエット』の「いつか」をまひろくんとデュエット。ロミオって、まひろくんが「おとめ」のやりたい役にずっと書いてるやつ!! どうしよう夢叶ってしまった。はぁ。素敵だった。
  • ミーマイは、2016年の花組本公演の時に舞台のはじっこで華ちゃんとまひろくんが並んでて”かわいい並びだなぁ”と思ったのをよく覚えているので、そんな二人がいま自分たちのショーをやっているというだけでもう(涙)。親心。
  • 男役3人で始まる「シャルム!」は、出だしのセンターがまひろくんが嬉しかった(完全なるただの贔屓目)。配信で見たら一人スポット当たってて嬉しかった(完全なる贔屓目)。
  • 美空ひばりの「心ブラお嬢さん」は、華ちゃんが『はいからさん』のオーディションの時に歌った曲だそう。たしかに『はいからさん』を見たあとだと紅緒っぽいなぁと思う。華ちゃんがどういった経緯でこの曲を知ったのかは話してなかったので、気になる。どなたかに勧められたのかしらん。
  • そして、アニメ「フルーツバスケット」から「Forフルーツバスケット」。華ちゃんが小さいころか人生のバイブルにしている作品だそう。2019年にリメイクされてて、アマプラに入ってるのでリンク貼っておきます。峰果さんは華ちゃんに「2番の歌詞もいいんですよ」と言われて、聞いてみたら泣いてしまったそうです。
  • 峰果さんとまひろくんの「リメンバー・ミー」。まひろくんが低音綺麗に出るようになっていて、この数年の成長を感じる……(親心)。
  • そしてなつかしの公演ゾーンへ。ポーの「お前の水車」。まさかまた華ちゃんのメリーベルが見られると思わなかったので嬉しいー。はなこちゃんが水色の軍服に水車持ってエドガーのパートを歌う。ついでに峰果さんとまひろくんも「くるくる くるくる」って言いながらスキップしながら最後に出てきて……おもしろい😂
  • 『邪馬台国の風』は華ちゃんが新人公演でヒロインをつとめた作品だし、『CASANOVA』も。『CASANOVA』はラップの「馬車にて」と「限りある時を、共に」2曲やってくれた❤️❤️まひろくんがミューサロ出演って発表になった時から、きっと『CASANOVA』は入るだろうと思っていたけど、2年ちょっとの時を経て改めて二人のデュエットを聞いたら、本当に本当に二人とも立派になって😭(親心)。まひろくんもずっと大人っぽくなったので、もっとこの二人の並びを見ていたかったです。
  • そして、男役さん3人が水色の軍服の上から峰果さんがすみれ組の法被、まひろくんが辺面さんの鉢巻(白いのでぱっと見は負傷兵)、はなこちゃんが少尉の軍帽をかぶって登場して「はいから極道」卒業バージョン。
  • 華ちゃんが「(新人公演で)伊集院忍役の一之瀬航季」と紹介してくれて、はなこちゃんがご挨拶。客席の拍手がしばらく鳴り止まず、はなこちゃんも涙、峰果さんもまひろくんもうるうる、客席の私も泣いたよね……。初日から「正直悔しい気持ちがまだある」ってことを話していたけど、2日目は「これも私しかしていない経験」って前向きなご挨拶を加えていて、頼もしく思ったのでした。
  • アンコールは「清く正しく美しく」。DSやミューサロでは自ら作詞した曲を歌うことが多い中、この曲を選んだ華ちゃんの古風な感じがまたよき。おそらく生徒さんたちは節目節目に歌ってきた曲なんだと思うのですが、ファンにとっては初舞台生公演で聞くくらいかな。わたし、フルコーラス(というかおそらく1番まるっと?)聞いたのは初めてかもしれない。
  • ミューサロのポスター撮影の時、小柳先生が「はなちゃーん」って呼んでは華ちゃんが「はーい」って振り向いたところをカシャ、というのを繰り返していたらしい。それを再現する華ちゃんがまた可愛くてですな。見ながらデレデレしてしまいました。その話を聞いたまひろくんが「小柳先生も可愛らしい」ってすかさずフォローしていて、この人は神なのかと思いました(贔屓目)。
  • 華ちゃんだけが知っている、明日海さんと柚香さんとのとっておきのエピソードも披露してくれたのだけど、それもまたキュンキュンした話ばっかりで…。いやあ、ほんと宝塚の世界でこの胸キュンを体験しちゃったら、現世ではなかなかキュンできなくなるよな……って実感しすぎた😭


華ちゃんはじめ、出演メンバーの真面目なところが生かされた、とても誠実であたたかいミュージックサロンでした。 

観られてよかったです。

本当に華ちゃんが宝塚の地でお客さんの前に立つ最後の日だったんだよな…。まだ信じられないけど😭東京公演は最初から最後まで無事に上演できますように…。

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