花組日本青年館公演『マスカレード・ホテル』チェックアウト(千秋楽を観劇)してきました。
この公演は幸いなことにドラマシティの初楽、青年館の初楽を観劇することができたのですが、回を重ねるごとに見応えが増していて。ドラマシティの初日と青年館の千秋楽は全然違うように感じたほど。
ドラマシティの中盤くらいにDVD収録があったようなのですが、もう、できれば青年館千秋楽をDVD…というわけにはいかないので、スカステで放送してほしいー。
何よりすごかったのは、やはりあきら(瀬戸かずやさん)とひらめちゃん(朝月希和ちゃん)のお芝居。
もちろんドラマシティ初日から十分楽しめたけれども、大千秋楽に向けて二人の距離感や緊張感がどんどん高まっていってですね、本気のぶつかり度合いが増していった感じ。
事件を世間に公表するか否かを二人でバチバチ話す場面があるのですが、 ここの熱量がすごかった。DCの最初は今思えばひらめちゃんがちょっと弱かったのかなと思うのだけど、どんどん対等にぶつかり合うようになって。
よく考えたら、男役と娘役がこんなに真正面からぶつかるお芝居をするのってあまり見たことないなぁ。
とても見応えがあった。
それから、山岸さん(ひらめちゃん演じるホテルマン)がお客様への対応をミスったあとの場面。それまで強かった山岸さんが、弱さを見せる瞬間。
私が見た回は、新田さん(瀬戸さん演じる刑事)がちょっと視線をはずした時に、山岸さんは彼に見つからないように涙を拭ってた。
なんかねぇ。この姿が胸に刺さってねぇ。
どんな完璧な人も、完璧にしていたい人も、完璧だと思われている人も、少なからずこういう思いをすることってあるよねぇ…。悔しかったり、後悔したりね…。
この場面、泣いたわ…。
まだ書きたい感想たくさんあるけど、このままだと書かずに終わってしまいそうなので、ひとまずアップだ。
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