個人的に今年一番好きな演目になった『蘭陵王』。
もう、追求しどころがたくさんありすぎて、たぶんまだ気づいていないものもあるんじゃないかと思うのです。
と思ったのが、一幕で捨てられた子供が実は皇子だとわかったくだり。
宮廷に迎えられた高長恭(凪七瑠海さん)は、10日間眠り続け、起きた時にこれが夢なのか、それとも今までが夢だったのか、わからなかった。
これって「胡蝶の夢」のことじゃないかと、ふと思ったのです。
胡蝶の夢(コチョウノユメ)とは - コトバンク
《荘子が夢の中で胡蝶になり、自分が胡蝶か、胡蝶が自分か区別がつかなくなったという「荘子」斉物論の故事に基づく》自分と物との区別のつかない物我一体の境地、または現実と夢とが区別できないことのたとえ。
そういえば、背景のタペストリーにもやたら蝶がいて、最初見た時「なんでここに蝶なんだろう」と思ったのでした。
そして二幕、蘭陵王が投獄された時に歌う「いにしえの賢い人が」で始まる曲。
これも歌詞の内容からすると、故事に元ネタがありそう。なのだが、ドンピシャなものが見つからず。
棺を蓋いて事定まる(カンヲオオイテコトサダマル)とは - コトバンク
《「晋書」劉毅伝から》人間の真価は、死んでから決まる。人事は棺を蓋(おお)うて定まる。蓋棺事定(がいかんじてい)。強いて言えばこれが近いかな、くらいで。
先日に梨の花の件も合わせると、まだなんか故事が隠されているのではないかと思ってね…。
蘭陵王が歌う「梨の花」とは:花DC『蘭陵王』感想(3) : 初心者のための宝塚観劇講座
急に心がざわざわしているのです。
スカステで映像流れるまで、もう確認しようがない…。
『ルサンク』も出ない…。
どうすればいいの、私!
(待てばいい……!)
デュエットダンスで泣いた。:花KAAT『蘭陵王』感想(2) : 初心者のための宝塚観劇講座
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