弾丸遠征して観てきました、宙組大劇場公演。『白鷺の城』の感想。

宙組公演 『白鷺(しらさぎ)の城(しろ)』『異人たちのルネサンス』 | 宝塚歌劇公式ホームページ
-本朝妖綺譚- 『白鷺(しらさぎ)の城(しろ)』
作・演出/大野 拓史

絢爛たる平安の都で始まった、白皙の貴公子、陰陽師・安倍泰成と、艶やかに人心を惑わす妖狐・玉藻前の対決は、時を越え、場所を変え、豪壮たる名城「白鷺の城」で終に決着の日を迎える。千年に亘って転生を繰り返しながら、争い、そして魅かれ合う陰陽師と妖狐の宿縁を、時に雅やかに、時に妖しく描く、日本物レヴュー。
 

 
大野先生の作品は基本的に好きなのです。 

なので、今回も期待していました。

ショーでありながら、お芝居仕立て。

美しい物語、美しい演者のみなさま、そして美しい衣装に美しいセット、ちょっと泣ける場面もあったりして、満足感半端なかったです。

(花組ショーがあれだった反動とかじゃないよ)

というわけで箇条書き。雑な感想です。
  • 松本先生がたくさん出てくる。そして喋る(笑)。録音だけど。 (←しゃべるって噂に聞いていたので、それほど衝撃はありませんでした)
  • 真風さん、最初出てきたとき水さんかと思った(笑) 。
  • 幕開き「かっこいい人がおる」と思ったらかなこちゃん(春瀬央季さん)の件。
  • まどかちゃんがものすごく綺麗で大人っぽい。これまでのイメージと全然違う。いい! 
  • ずんちゃんもかっこいい。
  • 陰陽師ものとか好き。「玉藻前」のお話、まさか中国まで遡るとは! 
  • セットとか背景も美しい。舞台を引きで見ても全体的に美しくて隙がない。 あーいいなーこんなショーでー。 
  • あき様(澄輝さやとさん)が切ないほどの美しさ。ロイヤル。 
  • 愛ちゃんは『不滅の棘』でつちかった”どんな女性でも愛せる男”が今回も発揮されておる。まさか真風さんのお父さんというか、ご先祖というか。松本先生のお相手になるとは。
  • というわけで、愛ちゃんと松本先生とのラブシーンよかったです。愛ちゃんのねっとりした感じって、今の宝塚で出来る人いないから貴重。でもこのねっとり感って、若い人にはあんまりウケないのかなー。私も前はそんなに好きじゃなかったけど、だんだんこのねっとりしたタイプの良さがわかってきたのです。
  • まどかちゃんとじゅりちゃん(天彩峰里ちゃん)の一緒にきてもいい、いや残る、みたいなやりとりが泣けた。
  • なんかちょいちょい泣ける場面ある。
  • とはいえ、見る人を選ぶショー。見る側にある程度の理解力がないと「はぁ?」って感じになってしまうらしい。
  • でも、こういうある程度の知識を持って見ることが前提になっているものは、観客を育てるという意味でもあったほうがいいと思う。誰にでもわかる娯楽も大事だけど、宝塚にはあまりそれを求めてないなぁ。
もう一度見たかった(けど見られなかった)。

東京公演を待ちます。
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