先日の感想であまりに『ポーの一族』の演出に文句ばかり出てきて、自分でも凹んでいた雨宮です。楽しく見たいのに。

相変わらず気になる点はいろいろあります(そこはかとなく漂う『太王四神記』『るろうに剣心』感とかね)が。

”もうこれ以上リピート無理かも”と思いながらもしつこく観劇していたら、だんだんとお芝居も変わってきて、私も前場の流れを記憶に止めることができるようになり(なんせポンコツ記憶力なんで)、場面場面の気持ちが繋がってきました(遅いわ)。

特に今日は組総見だったそうで、舞台全体の熱量も高く、客席の拍手の熱量も高くて。さらにようやっと拍手の入る位置が決定したらしく。いやホント、拍手がうまく入ると盛り上がりって違うんだなぁと実感しました。

各ファンクラブの皆様には本当に感謝しかないです。

そんな前起きはどうでもよくて。

二幕の最後、アランのエドガー&メリーベルへの気持ちの変化が急激によくわかるようになり(私の理解度もあるけど、光ちゃんのお芝居もどんどん変わってきてると思う)、気づくとアランに感情移入して見ることができました。

で。

アランに感情移入できるようになると、次はエドガーに思いを寄せられるようになってきて。

そうすると、最後のアランがエドガーについていく場面がものすごく泣ける感じになりました。

エドガーが涙ぐんだ声で「メリーベルはもういない」って言った時に、「ひとりでは寂しすぎる」って言った時に、バンパネラの哀しみがやっとリアルに伝わってきた。

はぁ。

初見の感想が我ながらひどかったので、ここまで自分の感情を舞台に沿うように引き上げることができてホッとしています。たぶん、次回の観劇からは最後の場面を楽しみに見ていられる気がします。
 
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