宝塚の舞台では「客席下り(きゃくせきおり)」と言って、タカラジェンヌが舞台から客席に下りてくる演出が盛り込まれている時があります。また、客席のドアから登場する「客席出(きゃくせきで)」などもあります。

観客のすぐそばをスターが通ったら、触れてみたくなりますよね。こういった時は、どうしたらいいのでしょうか。

《お芝居の場合》
お芝居でスターが客席を通る場合は、あくまでもお芝居の役として通りますから、声をかけたり触れたりしてはいけません。また、演目によっては武器などを持って走ったりしますので、急に手を出すのは危険です。

《ショーの場合》
ショーはお芝居の役とは違い、そのスターが芸名の本人として客席を通ります。そのため、陽気な曲の時などは、ハイタッチしてくれることがあります。誰も手を出してないけどハイタッチしてもいいのかな…?と不安な時は、自分の顔の横あたりにスターから手のひらが見えるように手をあげておくと、気づいたスターがそこに手を合わせてくれることもあります。また、中には手をとって目を見つめてくれたり、肩などに触れたりと、スターのほうから絡んでくれる場合もあります。スターに絡まれるなんてめったいにない機会です、照れずに一緒に盛り上がりましょう。

ただしショーでのハイタッチなどは、あらかじめ決められている振り付けではなく、それぞれのスターのアドリブです。ですから、必ずハイタッチできるわけではありません。また、通路から離れた席に座っているのに、隣の人を乗り越えたり立ち上がったりして手を伸ばすと、思わぬケガをすることもありますのでやめましょう。それから、スターの衣装やアクセサリーはデリケートなものですから、触れないようにしましょう